はじめに
ドライブレコーダーが普及して、煽り運転がニュース等でも報道されるようになりました。暴力を振るわれたケースなども発生しています。ドライブレコーダーは、犯罪抑止の目的や、トラブルが起こった際の証拠として使えるので、車を運転するなら必須のアイテムです。
私自身もドライブレコーダーを取付しているのですが、最初に手にした時に、技術の進歩に驚きを隠せませんでした。
画面をタッチするだけで前後画面の切り替えが出来たり、音声でカメラ撮影や映像録画する事も可能になりました。ミラー型ドライブレコーダーを1度使ってしまうと、もう普通のドライブレコーダーに戻れないほど、機能的にも満足しています。
そんなミラー型ドライブレコーダーが、日本のメーカーの『KENWOOD』より新発売されました。そこで、私が使用している海外製品と比較しながら、チェックしてみる事にしました。
KENWOOD【DRV-EM4700】
液晶画面は、12型(11.88インチ)を採用。通常のミラーの場合、荷物を沢山載せると後方視界が悪くなりますが、ミラー型ドライブレコーダーであれば、カメラ位置が荷物より後方に設置されているので、視界はいつでも良好です。海外製品同様、タッチパネル式操作を採用しているので、スマホ感覚で、フロントとバックカメラの画像の表示エリアの調整や、左右にスライドする事で、画面輝度調整も可能となっています。ここら辺の機能は、海外製品にも備わっています。
フロントカメラは、右側にあります。スライド機能+カメラ位置も調整出来るので、ミラーを運転に傾けても、道路中央を撮影する事が可能です。
取付方法は、海外製品と変わらず『バンド式』を採用しているので、幅広い車種に取付する事が可能です。
※ドライブレコーダーを取付した事で、純正ミラーが垂れ下がってくる場合は、新品のミラーに交換する事で改善するかもしれません。外側から見て、接続部のリングが割れていたら要交換です。
『音声コマンド機能』は、走行中にトラブルがあった際に、“イベント記録開始“と言えば、ハンドルから手を離さず、(緊急)録画が開始されます。また、写真撮影やカメラ画面の切り替えも、音声操作でする事が出来ます。ここら辺の機能も、海外製品と変わりません。
DRV-EM4700は、デジタル放送と同じ『207万画素のフルハイビジョンカメラ』を前後に搭載しているので、ナンバーを鮮明に記録する事が出来ます。海外製品は、値段を安いので、カメラ性能もそれなりです。
その他の機能について
オプションのCA-DR550を使えば、駐車時の録画も可能です。
メモリーカード
最大容量128GBの MicroSDカードに対応(SDカードエラーが起きにくい記録システム搭載)
地デジへの影響
ノイズ低減設計で、地デジへの影響は無し
LED信号への対応
LED信号機の点灯周期と、ドライブレコーダーの撮影周期が一致すると、信号機が点灯していないように映ってしまう場合がありますが、DRV-EM4700なら問題無し。確実に証拠映像として使えます。
保証制度について
こちらのドライブレコーダーは、ドライブレコーダー買替保証制度の対象商品となっています。
簡単に言えば、事故が起こった時に一律4万円の補償金を受け取れる制度です。事前に登録は必要ですが、レッカー搬送を伴う事故に合った際に受け取れます。
ドライブレコーダーを購入したら、忘れずに登録しときましょう。
最後に
KENWOODから新発売された『デジタルミラー型ドライブレコーダーDRV-EM4700』をチェックしてみましたが、圧倒的にキレイな映像で録画可能で、保証制度も充実していました。海外製品と比較すると値段的には高いですが、『日本製』なら安心が付与されます。
当たり外れが激しい海外製品を買うのに抵抗があるなら、日本製のミラー型ドライブレコーダーを検討してみてはいかがでしょうか。