孤独のツーリング飯

4ヶ月待って新しいマフラーが入荷したとの事で、1年7ヶ月使用した純正マフラーと最後のお別れツーリングに行ってきました。

季節は5月の中旬に入り、平野部では少し暑く感じる日も多くなってきましたが、山の中に入るとヒンヤリ感を体感出来るので、バイクで遊びに行くのにピッタリな時期です。

名阪国道のサービスエリアである『伊賀上野パーキング』ですが、自動車でお店に向かう場合は、普通にサービスエリアの駐車場に車を停めてから徒歩でお店に行けば良いのですが、名阪国道は自動車専用道路なので125cc以下のバイクの場合、国道から行くことが出来ないので、下道を使って向かいました。

峠道を気持ちよく走り、名阪国道の真下を通り抜けます。

不安になるような道ですが、ナビ通りに進めばお店に辿り着けます。

行列必死かと思いきや、14時過ぎの来店だったので並ばずに入店出来ました。バイクの駐車場が見当たらず、お店の人に了承を頂いてから店先に駐車しました。
車が1台停まってますが、道幅が狭いので大きな車は侵入不可かもしれません。店前には2台分のスペースしかないので、車で行く場合は名阪国道から行くと良いでしょう。

初めて訪問したので、名物の『どて焼き』を食べてみる事にしました。最初にご飯とたくあんと豚汁が運ばれてきました。
給水機が店内2ヶ所にあり、お水のおかわりについてはセルフサービスになっています。

どて焼き定食(大)が届きました。ライスのサイズによって値段が変わるようで、ライス(中)の定食であれば1,500円で食べれます。
Googleマップのクチコミを見ていると、どて焼き定食(中)が1,200円で食べれた時期もあったようですが、米高騰により、現在は1,500円まで値上げされております。

煮込まれたスジ肉の上にネギが乗せてあるだけの超シンプルなどて焼きです。

伊賀名物のどて焼きを早速食べていきます。
お肉はトロトロチャーシューをほぐしたような食感で、口の中に放り込めば溶けて消えていきます。かなり濃い味付けなので白米無しでは食べれません。

白米と一緒に食べてみると、甘味と旨味が濃さを追い越してきて、絶妙なバランスで食べ進められます。ネギのシャキシャキ感と辛味が上手く調和しており、卓上にある一味をかけると抜群に美味しく食べれます。これは、病みつきになるのも納得です。

調子乗ってどて焼き(大)定食を注文しましたが、お腹がパンパンになりました。次回訪問する機会があれば、どて焼き(中)定食頼みます。

食べ終わって外に出るとシャッターが閉められました。お客さんがまだ中に数人いましたが、どて焼きが無くなりそうになったタイミングで客数を絞る為にシャッターが下ろされるようです。

味のお福以外のお店はやっておらず、廃墟のような空気感を楽しめます。自動販売機は普通に使えますが、夜に来るのは勇気が必要です。

看板も古き良き昭和の時代の雰囲気を感じられて、どこか懐かしい気分に浸れます。

近くの山道を散策してたら、SEGAのソニックが現れました。

作者がどういう意図で作ったのか分かりませんが、パワーを貰ったような気になれます。

車の通行も少なく、撮影し放題でした。

悪魔的な旨さだったので、お持ち帰り(1,200円)も購入しました。
夜はビールと一緒に食べましたが、ぶっ飛ぶくらい美味かったです。

一味も忘れずに振りかけましたが、店内には山椒も用意してあるそうなので、次回訪問する機会があれば山椒も振りかけて食べてみたいです。

最後に残ったどて焼きを使って焼飯を作りました。味付けはホワイトペッパーだけ使用しましたが、こちらも美味しく頂けました。

バイクのツーリングついでに伊賀名物『どて焼き定食(大)』を食べてきましたが、店内はカウンターしかないので、どて焼きが皿に盛られている様子なども見られるのでライブ感も楽しめるし、見た目的に抵抗がある方もいるかもしれませんが、興味があれば是非ご賞味下さい。
開店時間前には行列が出来ることも多いようなので、大型連休明けの平日が狙い目です!!