牡蠣が食べたい
寒くなると大手飲食チェーンでも牡蠣を使った期間限定のメニューが出てきます。『限定』『牡蠣』のwordが出てくるだけで、胸が躍るような感じでワクワクしてしまいます。写真フォルダーを整理してたのですが、石川県七尾市中島町で食べた能登牡蠣の写真を見たら、急に牡蠣食べたくなってしまいました。牡蠣はミネラルやビタミンが豊富に含まれています。そこで、ポチッとネットで購入する事にしました。
鳥羽産ブランド牡蠣 美輝
能登牡蠣は石川県七尾市で食べれますが、今回は太平洋の牡蠣にしました。三重県鳥羽のブランド牡蠣です。そのブランド名は、YOSHIKI(美輝)と名付けられています。
美しく輝く牡蠣YOSHIKI。ネーミングセンス抜群です。
※美輝は『丸善水産』が販売するオリジナルの商品です。
浦村最大級の牡蠣養殖業社、オイスターファーム有限会社 丸善水産で養殖されるシェルカキ【殻付き牡蠣】の10%に満たない小判形で底の深い牡蠣を選別し長期蓄養し成熟した、歯応え・旨味・甘味・ほんのり香る磯の香りを詰め込み、厳選された牡蠣を丸善ブランド美輝(よしき)と命名しました。
丸善水産ホームページより
生食用の牡蠣は、食品衛生法で成分規格や加工基準、保存基準が定められています。
生食用かきの規格基準
・細菌数は1gにつき50,000以下
・大腸菌最確数は100gにつき230以下
・腸炎ビブリオ最確数は1gにつき100以下
生食用用かきの加工基準
・海水100ml当たりの大腸菌群最確数が70以下の海域で採取されたもの
・(それ以外の海域の場合)100ml当たり大腸菌最確数が70以下の海水又は塩分濃度3%の人工塩水を用いて、随時塩水を交換又は殺菌しながら浄化したものでなければいけない。
生食用牡蠣の加工基準
・10℃以下で保存しなければいけない(生食用牡蠣)
・15℃以下で保存しなければいけない(生食用冷凍牡蠣)
詳しくは厚生労働省ホームページで確認可能です。
殻付きの牡蠣の保存は基本的には、乾式保存(水に付けない)が原則であり、殻付き牡蠣は、届いたらすぐに冷蔵庫に入れる必要があります。キレイに殺菌して出荷された生食用の牡蠣を、保存目的で、活魚が泳いでいるような水槽(活魚水槽)に入れるのは絶対にダメです。食中毒まっしぐらです。発見した場合は、食べない方が良いです。また、加熱用の牡蠣を生で食べるのも食中毒を引き起こす可能性が高くなるので絶対にやめましょう。
生食用の牡蠣は現地へ行って食べるのが1番ですが、ネットで購入するのに抵抗を感じる人もいるかもしれません。私自身、牡蠣が原因ではなかったのですが、ノロウイルスに感染した時、悲惨でした。そこで、自分なりに色々調べてみたのですが、三重県の生食用の牡蠣の基準は、食品衛生法で定められている基準より、厳しい基準にしている事が判明しました。
三重県独自の規制は、消費者にとっては安心感が増すし、それを販売する業者もこの基準をクリアしなければ販売できないので、ブランド化して販売する事も納得出来ます。という訳で、早速ネット注文しました。
牡蠣が届きました
箱にもしっかり保存基準が書かれています。
殻付き最高!!
思わずニッコリしてしまいました。
殻付き牡蠣の剥き方についての説明書、ナイフ、軍手が付属しています。初めて注文する人でも説明書が付いてるので分かりやすくて良いです。説明書には、しっかり滅菌浄化していますが、風邪や胃腸障害がある場合は食中毒症状を起こす可能性がある為、加熱して調理するようにと記載してあります。体調の良い時に注文しましょう。
殻付き牡蠣の剥き方
①牡蠣を持つ方の手に軍手をする。
②平らな方を上向きにする(殻の深い方は下向き)。
③中央付近の隙間にナイフを入れる。隙間が分かりにくい場合は、ハンマー等で端を削ってやると隙間が出てきます。
④ナイフを3cm程中に入れたら、上側の殻に沿って、先端が尖ってない方向へ、ナイフをスライドさせて、上側の貝柱を切断します。
⑤その後ナイフで少しずつ開いていくと隙間が開くので、下側の貝柱を切ればキレイに殻が剥けます。
『上手に牡蠣が剥けました』とモンスターハンターの肉焼きの音楽が脳内に流れました。
美輝の牡蠣は身が大きくプリプリ感で溢れています。
今回は20個購入したので、とりあえず全ての牡蠣を剥いていきます。台所は磯の香りで満たされていました。剥き終わったら、調理開始です。
鳥羽産ブランド牡蠣料理
※調理人ではない為過度の期待は禁物です!!
個人ブログなので、気にする必要もないのかもしれませんけど、料理の腕もこれから磨いていきます。
ほうれん草と鳥羽牡蠣のオーブン焼き
作り方は簡単です。フライパンにほうれん草入れて、バターで炒めます。炒めたら皿に乗せてその上に牡蠣を乗せます。最後にチーズをかけて、予め温めておいたトースターに投入して、チーズがこんがり焼けたら完成です。
牡蠣のアヒージョ
フライパンにオリーブオイルを入れます。切ったニンニクを入れて、弱火でニンニクの香りが出るまでじっくり炒めていきます。次に、タマネギを投入したら、クレイジーガーリックでニンニクマシマシにしときます。
ニンニクの香り最高です。タマネギが透明になったらアジシオを投入して塩気と旨味をプラスします。
焼き牡蠣
作り方は、フライパンにそのまま牡蠣を乗せるだけです。ただし、時間がかかるので網でやると良いかもしれません。殻が開いたら完成です。
鳥羽産ブランド美輝の生牡蠣
殻を剥いてレモンを乗せたら完成です。
実食
牡蠣パーティーを開始します。生牡蠣から食べて行きます。
軽くレモンを絞ってみました。口に入れた瞬間思わずニッコリしてしまいました。コイツはなかなかいける。
大根おろしとポン酢も合います。
続いて牡蠣のアヒージョも食べて行きます。ニンニクの香りと牡蠣のトロトロ感が溜まりません。焼いたフランスパンにたっぷりバターを塗って、オイルに浸して食べると絶品でした。
ほうれん草と牡蠣のオーブン焼きは、最後に塩を少しかけて食べましたが、スパークリングワインとぴったりの相性で、ついつい飲みすぎてしまいました。
最後に
今回は鳥羽にある『有限会社 丸善水産』の殻付き牡蠣を購入してみましたが、お腹を崩す事もなく美味しく食べる事が出来ました。牡蠣を食べたくなったら、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
現地へ行けば、海上の上で焼き牡蠣の食べ放題もやっているみたいなので、観光で鳥羽に遊びに行っても良いかもしれませんね。