偏差値30から目指す薬剤師
薬剤師になるには?
薬剤師になるには、薬科大学に6年間通う必要があります。国立系でも私立でも変わりません。 大学を卒業すると、国家試験の受験資格が得られます。薬剤師国家試験を受けて、合格すれば、薬剤師の免許がもらえます。
薬剤師になりたい理由
薬剤師になりたい理由は人それぞれでしょう。
・病院で医療人として働きたい
・給料がよく就職先も沢山ある
・親が薬剤師だから
・麻薬取締官になりたい
薬剤師を目指す前に知って欲しい事があります。
▶︎薬剤師になってからも勉強は必須
車のモデルチェンジがあるように、薬に関しても、新薬が出ます。車を買いに行って、営業マンが、車の事を何も知らない事は普通ありません。薬剤師も同様で、新しい情報をアップデートし続ける必要があります。
国家試験に合格したから、勉強終了(ゴール)ではなく、薬剤師として働いている間は、常に自己研鑽していく必要があります。
これは、どの仕事でも同じ事が言えます。薬剤師を目指す以上は、『勉強』する事が嫌いだと、薬剤師の免許を取得したとしても、その後の人生は楽しくないでしょう。
▶︎仕事は夢中になれる事をした方が良い
勉強が嫌いなら、『薬剤師』になる事はオススメできません。違う仕事を選んだほうが、人生楽しく過ごせます。
偏差値30から目指す
結論から言います。
▶︎私立大学を目指せ
国立大学の場合は、国語から数学、英語、化学、物理、地理など、全ての科目を満遍なく勉強しなくてはいけません。勉強しても偏差値が30なら、勉強方法を変えなくてはいけません。
ただ、受験までの日数は限られてます。中学生とかなら、まだ挽回出来ますが、高校3年生とかであれば、今から全部勉強しても、間に合わない可能性があります。
そこで、『私立大学』一本に絞ります。
私立大学の受験科目を調べてみて下さい。
数学、英語、化学だけとかの私立大学もありますよね?
偏差値30から目指す最短ルート
▶︎私立大学を受験する
他の理由もあります。4年制→6年制に移行した時に、 薬学部が増えました。私立大学では、薬学部が人気学部であっても、 受験者が定員数に達しない大学(定員割れ)が出てきたのです。
偏差値30から目指す最短ルート
▶︎ ボーダーフリーの大学を受験する
定員割れの理由分かりますか?
私立大学では、年間約200万の学費がかかります(6年間で1200万円)。下宿する人は、 生活費等も含めれば・・・ 普通に高級外車買えるくらい学費がかかります。
普通の家では、1200万円をポンッと出せるのは難しいので、薬剤師になるのも諦める人もいるかもしれません。
偏差値30から目指す最短ルート
▶︎ 奨学金を借りる
奨学金制度を利用すれば、 学費はそこまで気にする必要はありません。理由は後述します。
他の選択肢としては、 薬局から資金を借りたり、1200万円を払ってくれる薬局もあります
薬剤師になったら、借りた先の薬局で、一定期間働けば免除してくれる所もあります。給料は、他の薬剤師よりは低くなる場合もあります)。給料安い薬剤師を、数年間雇えるので、薬局側としてもメリットがあるのです。薬剤師になったら、借りた先の薬局で数年働くだけで、 学費免除です。
学費の心配はしなくて良い理由です。
※薬剤師国家試験に落ちて、薬剤師にならない場合は、おそらく1200万円は返納する義務が生じます。大学入ったら、真面目に勉強しましょう。
薬局側に囲われるのが嫌なら、奨学金(学生ローン)を借りましょう。私も、奨学金を借りていました。
本当に薬剤師になりたい?
単にお金を稼ぎたいだけなら、薬剤師じゃなくても稼げます。1200万あれば、お店も開けますし。薬剤師になんとなくなりたいくらいの気持ちであれば、 他の道へ進んだ方が良いかも しれません。
薬剤師のライセンスは、現時点では、安定した給料を得ることが可能です。ライセンスを取るまでが大変なので、それでも『薬剤師』になりたいなら、諦めずに目指しましょう。諦めなければ、夢はきっと実現します。
まとめ
偏差値30から薬剤師を目指すなら
①私立大学を受験する
②ボーダーフリーの大学を受験する
③学費は借りる
これが最短ルートです。
私立大学でも、受験時に良い結果を残せば、学費が無料になる大学もあります。
努力は必ず報われます。
コメント
[…] […]