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調剤業務改善に大活躍!!薬包綴じ機『トジスト』『クリンプル』どっちが良いのか比較してみた

薬剤師
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薬局薬剤師の仕事の変化

調剤薬局で働く薬剤師の主な仕事は『調剤』です。これまでは、隣のクリニックの処方箋だけ応需していれば、それなりの生活をする事が可能でしたが、診療報酬改定に伴い、在宅や施設処方もやっていかないと、経営的に厳しくなりつつあります。施設によっては調剤方法について色々と注文してくるケースがあり、言われた通りにやらないと文句を言われてしまう事もあります。

現場の薬剤師からすると、面倒くさいと感じている人が多いのではないでしょうか。

施設調剤が嫌になる理由

  1. 粉砕しなくてはいけない。
  2. 薬包に指定された色のラインを引かなきゃいけない。
  3. 複数の薬を1回の服用毎にまとめなきゃいけない。
  4. 日付の管理をしなくてはいけない。
  5. お薬カレンダーにセットしなくてはいけない。
  6. 臨時薬が処方された時、すぐに配達する必要がある。
  7. 配達時間を指定される。

他にも嫌いになる理由は沢山あるでしょう。

私も正社員や派遣薬剤師として、多くの薬局で働いてきましたが、楽しそうに施設の薬を作っている薬剤師は1人として出会いませんでした。現場の薬剤師からすると、一包化は面倒くさいと感じている人が多いのでしょう。そこで、どうすればストレスを感じず施設の処方をこなせるのか考えてみました。

PTP包装ではなくバラ包装を利用すれば、錠剤をシートから出す手間を減らせます。カメラが付いていて、分包と同時に監査をしてくれる自動分包機の導入すれば、作り間違えも簡単に発見する事が出来ます。カラーのライン引きについても印字出来る分包機もあります。結局の所、やり方を変えたり、お金を出せれば解決する事が多いのです。費用対効果が見込めるなら、経営者や社長に相談すると良いでしょう。

薬包綴じ機との出会い

薬局で働いていた時に、『お薬カレンダー』に薬をセットして、施設に配達していたのですが、セットするのに時間もかかるし、入れ間違いや、配達中に落としたりするミスが度々起こっていました。そこで、施設長と看護師と相談して、1回の服用分をまとめてくれるなら、カレンダーセットはしなくても良いとの事で、何種類か薬包をまとめる方法について提案させてもらいました。

ホッチキスを使用すると、針の誤飲や指の怪我の恐れがある事と、薬包が破れて、薬が脱落するリスクがある為、テープのりかセロテープを使ってまとめる事になりました。ただ、3包以上まとめる場合、真ん中の薬包が落ちやすく、最終的には、テープのりを使ってまとめる事にしました。

!!! 問題発生 !!!

テープのりを使用した部分が破れて、中の粉薬が少なくなっているので、やり直して欲しいと施設側の看護師より電話がありました。

薬包を重ねて貼り付けた場所は、引っ張ったりしない限りは、破れる事はありません。看護師に文句を言った所で、破れている事実は変わらないので、破れた薬包を回収して、作り直して再配達しました。カレンダーセットしなくてよくなりましたが、再分包(やり直し)する時に、テープのりを使用していると、まとめてある薬包全てやり直す必要があり、結局手間がかかるのには変わりませんでした。

そこで薬包綴じ機を導入してもらうように経営者に提案しました。

薬包綴じ機『トジスト』

国際パルプ商事株式会社より2018年4月から販売されている商品です。複数の薬を服用しているケースで1回服用分毎に薬包を束ねる機械です。凸凹の歯形の下を重ねた薬包が通過する事により、針も糊も使わずに、薬包をまとめる事が可能となっています。

使い方な簡単で、電源を入れて赤色のフットパネルを踏めば薬包が赤矢印の方向(左方向)に進みます。歯型を通過すると凸凹に跡がついた薬包が出てきます。ホッチキスやセロテープやテープのりを使わずに薬包を簡単にまとめられるのは、かなり便利です。

透明の分包紙(ポリセロ)なら4枚まで、アルミの薬(漢方薬等)なら1枚〜2枚止める事が出来ます。その際に、T型の部品で歯型の締め付けの強さを決めれます。

薬包を綴じてる感じは、ミシンを使っている感じとほぼ一緒です。トジストで薬包を実際に使ってみると、凸凹の後が付きます。凹凸をつけて圧着させているのです。まとめられた薬包は、簡単に剥がす事も可能です。

薬包綴じ機『クリンプル』

クリンプルは湯山製作所が製造して、販売は株式会社ユヤマが行っています。

基本的な構造は、トジストと変わりありません。フットパネルも付いています。まず最初に、トジストとの違いですが、ユヤマのクリンプルは約3.5kgと軽量です。トジストと比較すると持ち運びが簡単なので、どこでも移動させて設置する事が可能です。

電源スイッチは裏側にあり、配線は着脱可能です。

前面部分の部品のパーツも着脱可能となっています。

突起部分は下側に折り畳めます。薬包をスムーズに送り出すには、突起部分があると便利な機能ですが、エパデール等の細長い薬を閉じようとすると、突起部分に引っかかってしまいます。そこで、突起部分を引っ張って下に下げる事で、トジスト同様に連続して綴じれます。

実際に使用してみた所、トジストより凸凹が細かく綴じられています。

綴じるスピードは3段階切替出来て、薬包を送る方向も左右どちらでも可能となっているので、利き手に関係なく誰でも使える設計になっています。

圧着枚数は2枚〜4枚です。

どっちが良いか?

トジストは、配線が本体とくっついているので、輪ゴム等でまとめておかないとキレイに収納出来ません。一方右側のクリンプルは配線が外せるので、配線を外して袋に入れるだけで片付けは簡単です。

どちらもフットパネルが付いています。大きさを比較するとクリンプル(黒色)の方が大きいですが、踏み心地に関してはどちらでも差は感じませんでした。

綴じる強さについては、どちらもレバーを捻って調整するのですが、クリンプル(黒色)の方が取手が大きいので調整しやすかったです。

上側がクリンプル(凹凸が細かい)で、下側がトジスト(凹凸が粗い)です。

クリンプルは、スピード調整可能なので、大量に綴じる場合は、クリンプルの方が作業効率が高いでしょう。

最新のクリンプルの機能

4枚までは普通に綴じられますが、更に分包品も綴じたい場合もあると思います。その場合は、最初に4包を綴じます。

次に、取手をつまみながら手前に引きます。

土台が傾く事で、綴じる場所が薬包の上側にズレます。

後は、分包品を挟んで普通に綴じれば完成です。

メーカー的には推奨されていない方法ですが、5包まで綴じれました。土台を傾ければ2列で綴じれます。分包品は引っかかると外れやすいので間に入れても良いかもしれません。

まとめ

数名の薬剤師に実際に使ってもらいましたが、ユヤマのクリンプルの方が軽くて持ち運びが便利で、スピード調整出来て使いやすいとの意見が多かったです。価格はどちらの商品も約32万円と高額なので、どちらか一方を選ぶなら、クリンプルの方が使いやすいでしょう。薬包は包数が多いと少しズレる事もありますが、使い慣れれば、キレイに綴じれるようになります。カレンダーセットから、薬包綴じ機に切替してから、施設調剤にかかる時間が大幅に短縮され、施設からのクレームが少なくなったのは、紛れもない事実です。

写真引用:日本薬科機器協会ホームページより

このように調剤業務は、機器の導入で大幅に改善される事もあり、ストレスから解放されれば、雇用の安定にも繋がるかもしれません。大手の企業では、社長と直接コミュニケーションを取る事は難しいですが、中小企業や個人薬局であれば、業務に不満があったり、改善して欲しい事を上司に相談してみてはいかがでしょうか。

補足情報

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薬剤師の業務を改善したい!!薬包綴じ機を比較してみた。


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