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バイク商品レビュー

ハンターカブCT125にマエカワエンジニアリングから販売されている『レデューサーB』取付したら運転が超絶楽しくなりました。

この記事は約11分で読めます。

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街乗り、通勤、オフロード、キャンプなど多くの用途に使えるハンターカブCT125は、125ccバイクの中で圧倒的に人気があるバイクです。私もカスタムパーツを追加したりして楽しんでいますが、弱点も色々あります。

そこで、今回は運転が楽しくなるパーツを取付したので紹介していきます。

ハンターカブに乗っている人なら共感してもらえると思いますが、低速から中速にかけての加速感が弱くて、高回転でグッと加速するのが特徴です。街乗りでトコトコ走る分には影響ないのですが、1速からビューンと気持ちよく走ることは出来ません。

エンジンブレーキも強烈に効くので、3速から2速への減速したり、2速から1速に落とした時に体が前のめりになります。

カブの運転方法としては、減速時にシフトチェンジはせずに、停止してからN(ニュートラル)にした方がクラッチに優しい運転方法と言われていますが、峠道などでコーナーを攻めている時やパニックブレーキ時にシフトダウンする時に、毎回アクセルオンして回転数を合わせるのが面倒に感じていました。

そこで、岐阜県にある『マエカワエンジニアリン』のパーツで気になる商品があったので、取付する事にしました。

マエカワエンジニアリングは岐阜県にある会社で、金属加工(ビレット)製品を得意とする製造業者です。

主な事業内容は以下の通りです。


オリジナルビレットエンジンマウントの少量ロット生産。
廃盤になった純正部品や、既存品よりも高品質なパーツ、世の中にないパーツなどの開発・製作。
ブローバイマネージメントパーツ「REDUCER(レデューサー)」の開発。
特徴:業者だけでなく、個人からの依頼も受け付けています。
国産車、輸入車、旧車、レース車両、自動車、単車など、幅広い対応が可能。
5軸複合加工機や立体マシニングセンタ、レーザー加工機といった設備を保有しています。

マエカワエンジニアリングのマエカワ社長は、ハンターカブをターボ化したり、ハンターカブ用のオリジナルパーツも制作しています。

先日マエカワエンジニアリングのターボハンターカブに試乗させていただきましたが、中型バイク並みの加速感とトルクに魅力されました。

ターボ化した事でガソリン消費も激しくなるので、オリジナルのタンクを自社で製作して商品化するなど、ハンターカブ乗りとしては応援したい企業です。

レデューサーBは、手軽に導入できるように価格を抑えた「ボールバルブ方式」を採用した製品で、エンジン内のブローバイガスをコントロールし、クランクケース内を減圧することでエンジン性能が向上する商品です。

主に単気筒エンジン専用として開発され、本体は全長52mm、外径25mmとコンパクトとなっています。ブローバイホースの内径に合わせて10mm、12mm、14mmといったサイズ展開があるので多くのバイクに取付可能です。

ハンターカブ(HONDA・CT125)向けには、レデューサーBを2個取り付ける「ツインキット」が提供されています。

【キット内容】Φ8とΦ10のレデューサーB、専用オイルセパレーター一式、専用キャッチタンク


ハンターカブにポン付け出来るツインキットですが、純正のブローバイラインに加えて、クランクケースからも直接ブローバイガスを抜いており、より効率的な減圧が可能になっています。エンジンは関係ないのでJA55、JA65どちらでも取付出来ます。

センターカバーを外して純正のブローバイホースを外してエンジン横から引き抜きます。サイドカバーを外せば簡単に取り出し出来ます。

サイドカバーの外し方については、以下の動画を参考にして下さい。

続いてブローバイガスに含まれた水分を貯めるタンクをエンジンガードに固定します。固定するためのバンドも全て付属しています。タンクは出来る限り真っ直ぐに固定するのが良いのですが、多少傾いてても問題ありません。

レデューサーBですが、矢印が下向きになるようにタンクに接続します。中にはボールが入っています。

続いて純正のオイルキャップを取り外します。オイル交換時にオイル量を確認するのに必要なので、捨てずに保管しとくと良いでしょう。

オイルセパレーターをオイルキャッチの接続部に付いている円形のゴムを再利用して手締めで固定します。オイルセパレーターは六角構造になっており、手で回しても外れない時だけスパナを使いましょう。

オイルセパレーターからのホースをマフラーの下を通してタンク側に回します。シリコンホースなので多少の熱には耐えれますが、必要であればマフラーに耐熱バンドなどを巻いて置くと安心です。

シリコンホースは、適当な場所にタイラップで固定しておくと安心です。

タンクを固定するのにプラスドライバーが必要ですが、その他の工具は不要で、誰でも簡単に取付が可能です。

水抜きホースですが、接続時は押し込むだけで固定出来ます。

透明のホースに水が溜まってきたら、青色の部分を押し込みながらホースを引き抜くと外れます。数時間程度で水が溜まる事はありませんが、ある程度溜まってきたら排水してください。夏場は溜まりにくく、冬場は溜まりやすいそうです。

無事取付出来ました。

実際に走ってレデューサーBの効果を確かめてきましたが、ハンターカブの特有の強烈なエンジンブレーキが弱まり、パニックブレーキ時やコーナリング中でも回転数を合わせなくても減速出来るようになりました。

レデューサーを取付するとクランクケース内の圧力が低下して、ピストンの上下運動の抵抗が減るみたいですが、実際に乗ってみると低回転域から高回転域まで気持ちよく吹け上がり、マフラー音を楽しみながら気持ちよく走れます。

シフトアップ直後のもっさり感が無くなり、アクセル操作に対する反応についても、ダイレクト感が増したような気がします。

装着後もアイドリングのバラツキもなく、強烈なエンジンブレーキがかからないので、街乗りではアクセル開度が減る事で燃費向上にも役立ちそうです。

忖度なしでレビューしましたが、驚きの効果が体験できます。

ハンターカブCT125(JA65)にマエカワエンジニアリングのレデューサーを取付しましたが、ノーマルエンジンでも加速感を楽しむ事が出来るし、エンジンブレーキも弱まった事でコーナリング時にシフトダウンしてもリアタイヤの挙動が乱れず、スムーズに走れるようになりました。

JA65の場合は141ccまでしかボアアップ出来ませんが、エンジンに負荷をかけずに加速感を得られるので、個人的には取り付けして良かったです。

T-REVを取付している人もいますが、水抜き出来ない構造なので、走ってるうちに乳化して性能は落ちていきます。定期的にメンテナンスするのも面倒だし、簡単に水抜き出来るレデューサーBの方がオススメです。

皆さんもレデューサーBを取付して効果を体感してみてはいかがでしょうか。

カスタムの参考になれば幸いです。

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