HIACE200系(初号機)

新車登録から20年目に突入した私の初号機ハイエースですが、ESSEXのワイドフェンダーを取付して2インチリフトアップしたので、4ナンバーから1ナンバーに構造変更しています。
高速代金は中型車扱いになるので割高になりますが、見晴らしの良さは格別です。

先日DIYで床張りも施工したので、バイクを積載可能になりました。購入してからベットキットを組んだり、サーフィン仕様に変更したり、様々な用途に応じて使用できるので、私のライフスタイルに無くてはならない存在です。

現在の走行距離は21万kmを越えたのですが、今年も車検の時期になったので、多走行ハイエースの車検費用について紹介していきます。
整備内容&カスタム内容
バッテリーが劣化していたのが原因かもしれませんが、今年の冬にエンジンのかかりが悪くなりました。
白煙も出てたので、インジェクター交換も同時にした方が良いのかもしれませんが、全て交換するとなると約20万円のプラス出費になります。
インジェクター洗浄で回復するケースもあるようですが、とりあえず燃料フィルターを交換してインジェクター洗浄剤を入れて様子を見る事にしました。

取り外した燃料フィルターを見てみると、真っ黒な状態でした。
メーカー推奨の燃料フィルターの交換頻度は40,000km〜50,000kmとの事なので、次回の燃料フィルターの交換目安距離は25万kmから26万kmとなります。

次の整備箇所ですが、雨の日にブレーキ踏むとガタガタ音がするので、ブレーキローターも新品に交換しました。純正のブレーキローターでも悪くないのですが、ブレーキを強化する目的で『DIXCELのスリットローター』に変更しました。

こちらの商品ですが、ローター表面に防錆加工がされており、ラダーの発生頻度も純正ローターよりも出にくいようです。
デメリットとしては、パッドの減りが純正より悪くなります。


沢山の荷物を運ぶハイエースの場合、ブレーキが効く方が安心感が増します。
ローターも新品にしたので、ブレーキパッドも同じDIXCELのパッドにしてみました。

性能は純正より少しだけ改善するようです。

ブレーキをリフレッシュするのと同時にハブボルトもロングタイプに交換しました。
ハイエースの場合、リアのハブボルトの方が長いので、フロントにリアのハブボルトを流用する人もいますが、玄武のロングハブボルトを選びました。

ロングハブボルトに変更した理由としては、出幅があるホイールを取付出来るようにしたいからです。ロングハブボルトに交換すれば、出幅の調整用にスペーサーも使えます。

ブレーキローターを交換する時は、ハブベアリングも同時に交換するのがオススメです。ジャッキアップしてタイヤを動かした時に左右にガタツキがあれば要交換です。異音もまだ出てませんが、ベアリングが故障すると他の箇所にも影響が出るので交換しました。


その他の整備ですが、シリンダヘッドカバーからオイルが滲み出てたので、ガスケットも新品に交換し、エンジンオイルとブレーキオイルも同時交換しました。 以上が今年の整備&カスタム内容です。



ブレーキ周辺の強化とカスタムとリフレッシュが出来たので良しとします。
整備後のブレーキ性能
車検が3日で終わったので、早速ブレーキ性能について試してみました。

当たり前ですが、キチンと足回りを整備したので異音やジャダーなどのガタガタも無くなり安心してブレーキを踏めるようになりました。

これで今年の車検は終わったので、来年の冬の時期にエンジンのかかり具合が悪くなったり、白煙が消えなければインジェクター洗浄も検討していきます。

ハイエースは無敵とされていますが、まともな状態で乗ろうとするなら車検費用もそれなりにかかります。
足回りのリフレッシュ費用について参考になれば幸いです。