前回までのあらすじ
前回のブログでは、『外壁の施工方法』について紹介しました。凹凸があるラップサイディングは、光の当たり方によって、様々な表情を見せてくれるので最高です。また、自分で外壁の塗装したので、愛着感マシマシ。
今回はガレージの顔である『シャッター』を取付していきます。
私が選んだシャッター
ガレージを作る事を決めてから、どうしても譲れなかったのは『電動シャッター』。リモコンでポチッと押して、自動で開閉するのは最高です。シャッターの種類によって、見た目も大きく変わってきます。雑誌等で色んなシャッターを見ましたが、アメリカ製のオーバースライドシャッターを取付する事にしました。
私が選んだガレージシャッターは・・・
Wayne Dalton(ウェイン・ダルトン)社製のシャッターにしました。会社のロゴに、ガレージのイラストを入れちゃう素敵な会社です。アメリカでは、ホームセンターで普通に販売しているらしい。ホームセンターで、ガレージシャッターが買えるって素敵です。
WayneDaltonのシャッターを選んだ理由
❶アメリカ製 ❷コスパ ❸デザイン
アメリカンガレージのイメージで設計したので、シャッターはアメリカ製の物を選びたい。
我が家のガレージは、利便性を追求して、『通り抜け出来るガレージ』となっています。通り抜けする為には、シャッターは2つ必要なので、コストパフォーマンスが良い商品でないと買えない。
王道のクラシカルデザイン以外にも、グラスファイバーや木製のシャッターなど、オリジナリティ溢れるデザインなど種類が豊富。
以上の理由で、 『Wayne Dalton』社製のシャッターに決めました。
付属品の確認
アメリカのシャッターなので、当たり前ですが英語表記となっています。
ガレージシャッターの取付イメージ。DIYでも取付しやすいように、部品の数も多くありません。
レールを吊り下げる部分は、自作します。
Wayne Daltonのガレージシャッターの場合、シャッター中央部に『バネ』を取付します。1台用のシャッターの場合、バネは1つ。2台用のシャッターの場合、バネは2つ取付します。この『バネ』を取付する事で、力がない人でも、手で簡単に持ち上げれるように調整する事が可能になります。
シャッターが届いたら、付属部品を確認します。日本製の場合、(私の経験上)部品の欠品は殆ど無いのですが、輸入物に関しては、部品の欠品が起こる可能性があります。
シャッターは、アメリカから船で輸送されるので、発注から到着まで、数ヶ月かかります。コロナ禍などの特殊条件下では、半年以上かかるケースも考えられます。つまり、部品が足らないと連絡しても、部品が届くのは数ヶ月・・・。
頻繁にシャッターを取付している業者であれば、設置だけでなく壊れた場合の修理や、メンテナンスなどの仕事もしているので、部品の欠品を予め想定して、多めに部品を購入しているそうです。シャッターの取付は、施工実績ある会社に依頼した方が無難です。
シャッター取付方法
2台用のシャッターの長さは、約490cm。
ダンボールから出して、ガレージ内に運びます。想像しているより、軽量でした。
次に、レールを天井に吊り下げる部品を用意します。グラインダーを使って、カットします。
最初に、レールを取付していきます。土台は設置済みなので、ドリルネジで固定していきます。
レールの取付が終わったら、シャッターパネルに付いている金具を外します。
金具には、1から4の数字が印字されています。1と印字されているパネルが床側になりますので、順番を間違えないように。
下側のローラーを先に入れる
下側の金具は外さず、ローラーを横から入れときます。そしたら、下側のローラーを先にレールに入れます。上側は、ローラーだけレールに入れてから、シャッターを横にスライドさせながら、穴に入れます。
両サイドのローラーが穴に入ったら、ビスとボルトで固定します。
パネルを1枚レールに入れたら、水平器を使って水平を確認します。
2枚目以降のパネルは、上からパネルを重ねて、4箇所の金具を固定(連結)していくだけです。
パネルを全て固定(連結)させたら、レーザーで水平を確認します。
パネルの取付が終わったら、バネを取付していきます。
棒にリングを挿入したら、バネのボルトを緩めて棒に入れていきます。ワイヤーを巻き取る部品もバネの後に挿入しときます。
棒を支える為の金具を、左右真ん中の3箇所に設置したら、棒を引っ掛けます。
ワイヤーは、レールの後ろ側を通して、下側のパネルに引っ掛けます。
棒を動かないようにロックしたら、バネを縮めていきます。バネにホワイトペン等で横にラインを引いてから回していくと、何周回したか判断出来ます。7〜8周くらいが基本ですが、我が家のガレージの場合、9周で丁度良い感じでした。バネを7〜8周させたら、一度ボルトを締めて、シャッターを動かしてみると良いです。軽すぎず、女性1人でも手動で開けれように調整しました。
最後にパネルにカバーを付ければ完成です。この部品も、ボルトで固定するだけです。
シャッターを取付すると、防犯性も上がりますし、ガレージ内に作業道具を置きっぱなしでも安心です。
最後に
今回は、Wayne Daltonのガレージシャッターの取付方法を簡単にまとめました。海外製のシャッターなので、注文から到着まで日数はかかるのと、ネジの穴がズレてたり、穴が空いてなかったりしますが、その辺を許容出来れば、軽量でコスパも良く、デザインも豊富にあるので、個人的にオススメです。
次回は、電動にする為のモーター取付について紹介します。