はじめに
前回のブログでは、基礎の上に土台を設置する方法について紹介しました。
▶︎土台設置について
※YouTubeでも紹介していますので、お時間あればご覧下さい。
今回のブログは、土台の上に柱を立てて、壁面を作る方法を紹介します。
ガレージの壁面の作り方
これから『ガレージの壁面』を作っていくのですが、雨対策で土台な貼っていた防水シートを剥がします。
防水シートを剥がしたら、最初に、『作業台』を作っていきます。
作業台は必須
使用するのは『2×4(ツーバイフォー)』と『2×6(ツーバイシックス)』材を使います。
この『作業台』を作る事で、作業効率が大幅にUPします。
次に、壁面(下側)の木材と土台を仮固定します。
後は、図面通りに柱を置いておき、壁面を作っていきます。
壁の起こし方
ズレ防止 筋交
壁面を起こす際に、土台からズレたり落ちないように、端材を土台の角に取付したら、以下のように壁面を起こします。
①筋交を取付する
②壁面を起こしたら筋交を土台に固定する
③土台と壁面をビスで固定する
このように作業すれば、壁面がグラついたり、倒れたりする事はないでしょう。
これで壁面が1つ土台の上に設置出来ました。実際に起こしてみると、結構迫力があります。
壁面を起こしたら、『高圧エア釘打ち機』を使用して、土台と固定していきます。釘を打ち込む時に、パシューと気持ちの良い音が聞こえます。
シャッター取付場所の両サイドの壁面が出来たら、『梁』を入れます。開口部の大きさによって、梁の太さや厚みは変わってきます。
梁を固定したら、天井部分の木材を固定していきます。
ドア設置予定の開口部にある木材は、ノコギリでカットします。ドアを取付するまで、この状態でも問題ありません。
壁は4面あるので、残りの壁面も2×4材で組み立てていきます。窓を取り付ける場合、ドア周りやシャッター周りと同じように、補強が必要です。
最後に
今回は、ガレージの壁面の作り方と設置方法を紹介しました。壁面が完成すると、ガレージの形がよく分かります。次回のブログは、ガレージの構造の要である『トラス構造』の屋根を設置していきます。