はじめに
ハイエースのコンソールボックスに、セリアのメッシュトレイを使うと収納力は増えます。更に、『肘置き』を購入すれば、長距離運転も楽になります。
しばらく、この状態で使用していたのですが、存在感があり過ぎるので、コンソールボックスを外す事にしました。
オリジナルのテーブルを作ってみる事にしました。
使う材料
使った材料は、ホームセンターに売っている桐の集成材を使いましたが、杉でもなんでも良いと思います。値段と質感で選びましょう。
横350mm縦600mmを使いました。
土台
集成材の上に、純正のコンソールボックスを乗せます。コンソールボックスのボルト穴の位置をペンで印を付けます。コンソールボックスどかして、印を付けた所を穴をあけます。ボルトで、集成材を固定します。あっという間に『ウォークスルー仕様』になりました。
使用したボルト
ドリンクホルダー
セリアのキャンプコーナー置いてあったマグカップを使用します。
取っ手を外していきます。クリップ外し、マイナスドライバー、ペンチ等で外していきます。 少し引っ張れば取っ手は外れました。
穴あけ
インパクトドライバーに取り付けることで簡単に穴あけ出来るホルソーを使います
位置決めして、穴を開けていきます。
穴空けしたら、コップが入るサイズに拡張していきます。
塗装
塗装に1番大事なのは塗装前の処理です。
①シリコンオフで脱脂する
②ミッチャクロンマルチを使用して、塗料の密着を良くする
③ラッカースプレー、ラバースプレー等で塗装
※染めQを使う場合は、ミッチャクロンの前にウッドシーラ(木材を塗装する前に塗ると塗料が吸収しにくくなる前処理剤)を使うと、塗料を沢山使わなくてもよくなります。
試しに、塗料が吸収しやすいMDFを使用して検証してみました。
ラバースプレーだけでも塗装は可能ですが、ラッカースプレーだけだと、少しムラになります。
赤線より上側が、ウッドシーラを軽く塗ってから、ラッカースプレーを塗布したものです。1回スプレーするだけでも、ムラがなく塗装出来ています。
今回使用した塗料
寒い時期は、少し暖めてから塗装すると良い。
ラバースプレーは、説明書が付属していました。残りのスプレーは、缶に説明が書いてあります。
左側がラバー塗装
右側がそめQで塗装
どちらもキレイに塗装出来ていますが、ラバー塗装の方がコスパは良い(まとめて購入すると)し、失敗しても剥がせるので、ラバー塗装を使う事にしました。
塗装開始
液体をこぼした時でも、ラバー塗装なら水を少し弾きます。少しだけなら水を弾きます。防水対策が必要なら、『3Mのダイノックシート』がオススメです。
曲部もドライヤーで3秒程暖めてから貼ると だけで、シワなく貼れます。大理石調、木目調、カーボン柄などなんでもあります。
試作品完成
純正のコンソールボックス
試作品はドリンクホルダーを4つ付けてみました。
iPhoneSEがハマりました。
使い方は色々です。土台の下には、100均で買える滑り止めマットを置いときました。意外と使えます。
最後に
自作テーブルにすると、圧迫感はなくなり、後部座席への移動も楽になりました。狭い場所でも、助手席から降りられます。ただ、肘置きが無くなったので、エルゴメド専用の肘置きを購入するか悩み中です。