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USB電源とスマートモニター導入

遠方にツーリングに行く時に、スマートフォンの充電が無くなってしまうと家に帰れなくなるので、リアボックスにポータブル電源を入れて遊びに行ってました。

リアボックスにポータブル電源を入れながら走ると、後ろ荷重になる事でハンドルの操作性が悪くなったり、積載量が少なくなってしまうので、USB電源を追加する事にしました。
地図アプリは『Google MAP』を使用しているのですが、フルカバータイプのスマホケースを使用しているので、DAISOフロントバックの幅的にギリギリで、スマートフォンを充電しながら走る事ができませんでした。
コンビニで休憩する度にフロントバックからスマートフォンを出し入れする事が面倒に感じたので、スマホ画面をCarPlayで共有できる『スマートモニター』を同時に取付する事にしました。
外装外し
細かい部分については動画で確認して下さい
USB電源とスマートモニターを設置するには、外装を外す必要があります。外装を外す時に必要な工具は、内張剥がしと10mmのソケットレンチと5mmの六角レンチと内張剥がしがあれば簡単に外せます。

最初にセンターカバー中央の六角ボルトを取り外していきます。シートの内部にある付属の六角レンチでも問題ありませんが、T型の六角レンチがあると作業効率が良くなります。



続いてシートの下側にあるプッシュリベットを外します。
細めの六角レンチや先端が違っているドライバー等でリベットの真ん中部分を軽く押し込んだら、クリップ外しなどで軽く持ち上げれば簡単に外せませます。
センターカバーを外す時に『内張剥がし』を使用します。


左側を少し持ち上げるとセンターカバーが浮いてきます。右側の後ろ側にL型の爪が引っ掛かっているので、ハンドル方向(斜め上)に向かって引き抜くと外せるのですが、フロントカバー(HONDAロゴシールが貼ってあるカバー)がボディーと接触して傷が付かないように、予めタオルや養生テープで保護しとくと良いでしょう。

エアクリーナーが入っているサイドカバーについては、六角ボルトとプッシュリベットを外します。

こちらは下側に爪があるので、両手で持ち上げるような感じで外します。

エアクリーナーカバーについては、プラスネジを8箇所外せばエアクリーナーの交換も可能です。
電飾系カスタムと同時に武川のパワーフィルターに交換しても良いでしょう。
最後にフロントカバーを外していきます。





見えている六角ボルトとプッシュリベットを全て外していきます。

バッテリー横にあるボルトを10mmのソケットレンチを使用して外します。

フロントカバーは真ん中に内張剥がしを入れていけば、左右分離出来ます。


爪が2箇所あるので折らないように注意して下さい。

これでハンターカブの左側の外装カバーが外れました。
配線の取り回し
電源を取りやすくする為に、バッテリーのプラスマイナス端子とアクセサリー電源(ACC電源)を使用する為、バッテリーカバーを外していきます。

上記写真の赤丸(プッシュリベット、六角ボルト×2)3箇所を外装カバーの取り外しと同様に外していきます。赤いカバーが付いているサービスカプラー(写真:青色の四角で囲った部分)も外しておきます。

バッテリーカバーが外れたらデイトナのD-UNITの配線を接続していきます。

アクセサリー電源については、ヒューズボックスにある『ACC SUB』から取り出します。

ミニ平型端子を使用してヒューズを入れ替えます。

バッテリーの端子を外す時の注意点は、マイナス線→プラス線の順番に外して、戻す際はプラス線→マイナス線の順番に取付します。

バッテリーのプラス、マイナス端子にD-UNITのプラス、マイナス線を接続したらバッテリーカバーを元に戻します。
最後にヒューズを入れ替えて増設したアクセサリー電源(ミニ平型端子)とD-UNITのアクセサリー電源を接続すれば電源の増設が完了です。

D-UNIT本体は『HONDA』のロゴ裏のスペースにピッタリ納まります。

USB電源もデイトナ製品を選びました。

ハンドル部分に本体をビスで固定してからD-UNITのアクセサリー電源(プラス線)、マイナス線と接続します。


USB電源の取付が終わったら、スマートモニターも設置していきます。
付属のクランプを使用してハンドルに固定して、配線もD-UNITと接続します。USB電源もスマートモニターもD-UNITの5Aのアクセサリー電源を使用しています。

デイトナのスマートモニターは防水性があるので、雨の日でも問題無く使用できるだけでなく、マイナス20℃〜70℃の環境下でも耐えれる商品です。モニターサイズが7インチあるので、Google MAPを使用する時も見やすくて使い勝手は良好です。

最後にバックカメラをリアボックスに固定して、配線をバッテリー横まで引き入れたら、スマートモニターから出ているカメラ接続線と繋いだら作業終了です。
※リアボックスを頻繁に外す方は別の場所にカメラを固定して下さい。
取付後

バックカメラに録画機能はないですが、走りながら後方確認も可能なので、車線変更する時に意外と便利に使えます。

スマートフォンとスマートモニターをBluetoothで接続し、CarPlayもオンにすればスマホ画面がスマートモニターに共有されます。インカムを接続する際は、スマートフォンではなくスマートモニターと接続すると音声も拾えるようです。
グローブをしててもタッチしやすく、反応も良好です。

USB電源もカバーが付いているので雨天時も安心出来ます。完全防水ではない為、雨天時の充電はしない方が良いでしょう。
最後に

USB電源とスマートモニターを取付した事で、走行中にスマホを充電出来るようになり、Google MAPも見れるようになった事で、長距離ツーリングも快適になりました。
外装を外したり、配線の取り回しなど難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、『D-UNIT+』を使えば、誰でも簡単に取付出来るので、皆さまも取付にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
取付の参考になれば幸いです。