はじめに
2017年4月〜中古ハイエースを購入し現在に至るまで所有しています。
購入直後は乗り心地の悪さにずいぶん悩みました。段差を乗り越えた時の衝撃や、高速でのふらつきなどなど。そこで、色々足回りの対策をして乗り心地は良くなりました。そこで、私がやった足回りの対策について簡単に紹介します。
購入時の足回り
中古で購入した時の足回り
・KONIダンパー
・玄武ストロークストッパー
・1.5インチローダウン
【KONIショックアブソーバー】
HIACEを中古で購入したので、新品のショックを取付してから、どれくらい走行したの不明ですが、KONIのショックは、欧州ではとてもメジャーなブランドみたいで、マセラティ、ランボルギーニ等の数々のスポーツカーに純正採用されているショックアブソーバーらしい。
減衰調整も可能で、1番最弱な状態で純正より少し固い感みたいです。 突き上げ感は純正よりはマシらしいけど、下道で段差を乗り越えた時の飛び跳ねる感じは個人的には最悪。
【玄武ストロークストッパー】
ハイエースをローダウンすると、ストッパーがノーマル時より干渉しやすくなるので、乗り心地が悪くなります。
玄武のストロークストッパーは、硬さが異なる樹脂の2層構造になっており、干渉した際には、衝撃をうまく吸収するので、突き上げ感が軽減するアイテムです。ローダウンするなら、必須アイテムです。
ストロークストッパーには標準とPRO、MAXがあります。
2.5インチまでのローダウン▶︎PRO
それ以上のローダウンなら▶︎MAX
ローダウンのデメリット
ローダウンすると色々問題が発生します。
車高を下げる→地面に近くなる→車体が接触する→アンダーカバーが割れる
車高を下げる→ドライブシャフトブーツが破損→グリスが漏れやすくなる
ローダウンすると、ドライブシャフトの角度が変わって、ブーツの山が干渉します。その結果、グリスがはみ出してきます。これは購入時に気がつけたので、購入前に無料で交換してもらいました。
車高下げる場合は、シャフトブーツも定期的に点検が必要です。
その他の不都合としては、ステアリングの動きが悪くなったりもします。その場合は、RCジョイントやバンプアジャストタイロッドエンドで対策しましょう。
まず最初にやった対策
シャックルとは、ストローク時にリーフスプリングの全長変化を吸収する為の可動パーツの事です。
フロント側はボディーに固定する形になっている為、リア側のシャックルのみストローク時に動きます。 HOT STYLE CUSTOMSのコンフォートシャックルを最初に装着してみました。
ホットスタイルカスタムズのコンフォートシャックルは、可動軸が2点から3点に変更してあり、リーフの動きに合わせてスムーズに変化させる事で、突き上げ感の解消には最適なアイテムです。
シャックルを交換するだけで、ハイエースが乗用車並みの乗り心地に改善します。空荷状態でも効果を体感出来ると言われています。
実際の所どうなの???
→突き上げ感は激減しました。
ドカーンからグニュ〜(私の感覚)
唯一のデメリットは、構造変更が必要な事ですが、こちらのシャックルは、強度証明や、主要諸元比較表などをまとめた改造概要説明書が付属しているため、変更は比較的簡単です。
また、車検証の記載に【ハイエース改】と変更となります。私は、ダイレクト系の保険を利用していますが、反社会的な勢力に属していない違法改造をしていないとの選択項目があるので、更新時に聞いてみました。
改造理由は、書類通りに乗り心地の改善の為に構造変更しましたと申告。
➡︎問題なく継続されました。
乗り心地対策は続く
コンフォートシャックルを装着して、しばらくその状態で乗っていましたが、【上げ系カスタム】がトレンドになってきており、雪山や砂浜をガンガンに走りたい思いもあり、ローダウンから、純正車高に戻す事にしました。 ついでに、ショックアブソーバーも交換してみました。
ビルシュタイン装着
ショップに相談したところ、最初に勧められたのは、アウトバーン仕様のビルシュタインのショックアブソーバーでした。
【オススメの理由】
フロントがヘビーの4WDに絞って制作。日本のビルシュタイン代理店で作成してるのではなく、ドイツ本国にオーダした特注品。減衰力調整はついていないが、どこが最適かどうか一般の人には、分かりにくいし、こまめに減衰力調整をする人もすくないので、ポイントに絞って調整している。
値段は大体15万円
とても良さそうだけど予算オーバー。
そこで、ノーマルストロークのビルシュタインを提案されました。積載目安が、300kg程度のセッティングみたいで、ベットキット積んでるくらいなら少し荷物積んだくらいなら丁度ど良いかもと提案されました。
たまたま店に在庫があり、効果してみる事にしました。ノーマル車高に変更となるので、バンプストッパーは、純正の物に交換しました。
変更後は、車高がノーマルになって視界が高くなったので、見やすくなったのと、走行中のリバウンドは減り、少し硬さは感じつつも、細かい振動は上手く吸収してる感じでした。
高速での突き上げも問題無し。ベットキット積んである状態でも快適に走行可能でした。
車検後にシャックル外し
・ビルシュタインノーマルストロークダンパー
・コンフォートシャックル
この2点に変更してからは、乗り心地はかなり良くなってたので、しばらくその状態で乗っていました。
2019年4月の車検時に、マフラーの穴あきを指摘されました。雪国の宿命です。
穴を簡易的に塞いで通しましたが、来年は厳しいと言われたので、マフラーを交換しようと考えました。Yahoo!ショッピングで3万円くらいの車検対応のマフラーを購入。
純正より低音で、音量はやや大きめ。アクセルを踏むと気持ちの良いディーゼルの音が聞こえ、始動時の音もカッコ良い。
しかし、問題が発生しました。コンフォートシャックルがマフラーと干渉してしまい、コンフォートシャックルが取付出来ない。仕方ないので、シャックルを純正に戻しました。
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