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はじめに
夏になると、子供がプールで遊びたいと言うので、砂利にOSB合板を敷いて、板の上にプールを置いていましたが、プールから出る時に毎回サンダルを履く手間がありました。
また、庭でBBQをする時も玄関を経由して食材を運ぶ必要があり、少し面倒に感じていました。
そこで、プール遊びの時に子供が素足で出入り出来るようにしたいのと、BBQをする時もリビングから直接食材を運べるようにする目的でウッドデッキを作る事にしました。
材料の買い出し
ホームセンターに行くと、外の売り場に基礎石(束石)が置いてありますが、個人的にお勧めなのがコメリプロの基礎石です。
コメリプロで販売されている基礎石は、基礎パッキンを設置できるだけの高さがありますが、◯インズやビ○ホームで販売されているものは、たまたまかもしれませんが、金具が深くまで差し込んであり、基礎パッキンを置くと、穴の数だけビス留めが出来なさそうな感じがあったので、基礎石はコメリプロで用意しました。
大きめのホームセンターに行けば、ハードウッドなどの高級木材が販売されている店もあるかもしれませんが、私の家の近くのホームセンターには置いてなかったので、防虫防腐剤注入済みの2×4や2×6材をメインに使用する事にしました。柱も防虫防腐剤注入済みの90角や75角の木材を使用します。
屋根材は、CAINZで購入したポリカーボネート(4mm)を使います。
一般的にカーポートなどで使用される平板の方が機能面(紫外線カット等)が優れているし、見た目もスッキリしているのですが、コストは高くなります。
一方で、温室などに使われたりする中空ポリカボードであれば、1枚当たり2,000円前後で買えるので、コストを抑えて屋根を作るには良い素材なのかもしれません。
必要な工具と道具
木材をカットするのに丸鋸が必要です。
コードレスタイプの丸鋸が高いと感じる方は、安価な電源コード付きの商品でも大丈夫です。
丸鋸を使用する時に、フリーハンドでカットすると曲がってしまうので、ガイド定規も併用すると正確に真っ直ぐカット出来ます。
穴あけやビス留めするのに、インパクトドライバーも必要です。
真っ直ぐの線を書いたり、直角の確認が可能な完全スコヤも使います。
基礎の水平や木材の水平を確認する目的で、水平器も必須です。
基礎作り
穴を掘り、砕石を撒いたてからダンパーで転圧します。
水平器を使用して、基礎石が水平になっている事を確認したら、モルタルで基礎石を固定します。
今回は、CAINZで販売されていた『ドライモルタル』を使用しました。水と混ぜるだけでモルタルが出来るので、DIY初心者にもオススメです。水を入れすぎて緩くなりすぎても、ドライモルタルを追加すれば修正可能です。
束石が乾燥してると、モルタルの水分が束石にもってかれるので、事前に束石を水で濡らしておきましょう。
モルタルが固まるまで24時間以上放置します。
家側の基礎石をモルタルで固定したら、水平を確認しながら幕板を設置します。それを基準にして、他の束石の位置を決めました。
束柱と幕板を固定する時は、手前側から固定した方が簡単なので、『根太受け金物(鍵付き)』を使用しました。
付属の鍵を使用してトンカチで叩いても良いですが、鍵ではなくビスで固定しました。
束石同士が遠くなると、床板を貼った時に強度が弱くなるので、必要に応じて木材を追加します。
床板をビス留めする為のベースも作っておきます。
幕板と合わせて2×6材を使用しましたが、床板を貼れば見えなくなるので、ビス留め用のベースについては、2×4材を使用してコストダウンしても良いでしょう。
基礎が完成したら、床板を張る準備をします。
床板も防虫防腐剤注入の2×4材を使用したのですか、表面がザラザラするので、サンダーで荒目、中目、細目と丁寧に表面を磨きます。
大量の木材を塗る必要があるので、高級品のキシラデコールではなく、安価なクレアトップを使いました。
これで、素足で歩けるようになります。
床板(2×4材)を並べて、隙間が均等になるように調整します。調整が終わったら、脳天からビス留めするのですが、そのままビス留めすると木が割れる為、事前に下穴を空けてからビス留めします。
そこで、スターエムから販売されている『皿取錐』を使用する事にしました。皿取錐を使えば、キレイにビス留め出来ます。
一定の深さで穴を空けるなら、『ドリルストッパー』も使うと良いのですが、スターエムの皿取錐8mmにドリルストッパー8mmが取付出来ないので、購入するときはスターエムの9mmのドリルストッパーを選んで下さい。
これでウッドデッキが完成です。
部屋から素足で外に出れるって最高!!!
屋根作り
4本の柱に対して、縦と横方向にL型の金具を使用して75角の木材を固定します。傾斜を付けるため、写真右側(フェンス側)の柱は、少し短めにカットしています。
シンプソン金具を使用して、2×4材を等間隔で設置したら、中空ポリカボードを張っていきます。
ハリケーンタイはRとLを半分ずつ使用しましたが、見た目だけなので、片方だけでも問題ないでしょう。
2×4材2本に対して、中空ポリカを1枚を固定しようとすると、ポリカボードの中央部分が凹んでしまう為、2×4材3本に対して中空ポリカを1枚設置する事にしました。
台風対策や雪対策するなら、横方向にも2×4材を入れて補強すると良いかもしれません。
2×4材と中空ポリカを固定する目的で、ニトムズの防水強力両面テープを使用しました。
ブチルテープみたいな感じで、熱によって溶けるので、面の密着性がアップします。
中空ポリカボードの隙間部分(端)にゴミや水が入らないように防水アルミテープを貼っておきました。
防水強力両面テープだけで固定した場合、強風時に吹き飛んでしまう可能性があるので、アルミの平板とL型のアルミ板を使用して、中空ポリカを押さえつけながらビスで固定してきます。
屋根に上がる時は不安定なので、適当な材木を置いて体重を分散させます。
止水目的でクッション付きのシーリングワッシャーを使用してビス留めしました。
75角の木材を屋根材の補強目的で45度にカットします。
柱に対して横方向と縦方向に設置すればガッチリします。
最後に
ホームセンターの材料だけで屋根付きウッドデッキを作ってみましたが、プールで遊んでいても素足で出れるし、食材を運ぶ時も窓から簡単に出せるようになりました。
シェードカーテンを使用すれば、酷暑でも快適に過ごせます。
ノープランで施工しましたが、難しい工程もないので、やる気と時間があれば誰でも作れると思います。
参考になれば幸いです。
YouTube
動画では使っている材料や細かい工程なども紹介していますので、良かったら動画もご覧下さい。
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