前回までのあらすじ
前回のガレージ作り⑧では、軒天、換気扇土台を作り、木材の加工方法などを紹介しました。
今回は、『ガレージの天井』を張っていきます。
天井を張る前に
天井(内装)を張る場合、照明器具やコンセントの位置や数などを決めておく必要があります。電気工事は、照明などの数などにもよって異なるので、見積もりには含まれていません。
『どこに取付しますか?』と突然言われても、対応出来るように、なんとなくでも良いので、ガレージを作る前に、決めておくと良いでしょう。
※内装を張らない場合は、後から設置可能
車を停めるだけの目的であれば、照明についてこだわらなくても良いのかもしれませんが、これからガレージライフを楽しむ為に、お洒落な感じに仕上がるように、照明器具を決めました。ガレージが完成したら詳細について、お知らせ致します。
天井張り
ガレージの内装は、不燃材である『石膏ボード』を張っていきます。石膏ボードは、大きめのホームセンターであれば普通に置いてあります。
最初に張る場所は、ガレージ中央から張っていきます。ガレージ中央には、シャッターを動かす為のモーターのコンセントがあるので、コンセントの位置を測って、石膏ボードに書いていきます。
コンセントの位置を書いたら、カットします。
普通にカットしてしまうと、粉が舞うので『防じんマルノコ』を使います。細かいところは、小さいノコギリでカットします。
石膏ボードは、トラスにビスで固定していくので、コンセント部分のカットが終わったら、トラスの位置が分かるように、ラインを引いていきます。
石膏ボードを固定には、石膏ボード専用のビスを使います。石膏ボードを持ちながら固定していくので、ビスを仕込んでおくと作業効率が上がります。
天井を漆喰で塗る場合は、面取りカッターを使って角を落としておきます。角を落とせば、隙間に漆喰が入り込み、天井がひび割れにくくなります。壁紙で仕上げる場合は、角は削らなくてもオッケーです。
『リフター(突っ張り棒)』を使って作業すれば、少人数でも作業は可能です。3人いれば、1人はビス打ち、残り2人は石膏ボードを固定位置に保持していれば、高所作業車も必要ありません。
最初の1枚をキチンと張れたら、残りの石膏ボードは、それに合わせて張っていくだけです。
照明を取付するので、『ホルソー』を使って穴を開けときます。
トラスが見たい
天井に石膏ボードを張っていたのですが、天井全てに石膏ボードを張ってしまうと、天井の中の様子は見えなくなります。
なんか寂しい・・・。
そこで、ホームセンターで急遽『天井点検口』を買ってきました。
値段的には1,500円位でした。
天井点検口の取付方法は、トラスとトラスの間に、ツーバイフォー材で土台を作ってから、天井点検の枠をビスで固定します。そしたら、石膏ボードを『防じんマルノコ』を使用して、カットしていきます。カットした石膏ボードは、蓋に使用します。
蓋の枠ピッタリに石膏ボードを入れようとすると、枠が歪んでしまい、鍵が閉まりにくくなる事があるので、枠より少し小さいくらいにカットすると、鍵はスムーズに閉まります。最後に、L型の固定金具をネジで留めれば完成です。
まとめ
今回は、『ガレージの天井を張る方法』について簡単に紹介しました。
人数がいれば、作業自体はそこまで難しくありません。ガレージ内に車を停める場合、必ず内装を張らなくてはいけないのですが、天井を張ってしまったら、屋根裏の様子は全く分からなくなります。しかし、天井点検口を取付すれば、いつでも屋根裏の様子が見れます。屋根裏の様子が気になる人は『天井点検口』を取付しましょう。
次回は、『外壁材の施工方法』について紹介します。今回の作業は、動画(YouTube)でも確認出来ますので、お時間あればご覧下さい。
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