ガレージの基礎完成!!
ガレージの基礎が完成したので、いよいよ本格的にガレージ建築が始まりました。
ガレージ作りの最初の工程は『土台』の設置
早速作業の流れを紹介します。
作業初日
工事初日に『高所作業車』が運ばれてきました。電動タイプなので、コンセントに挿せば充電されます。
気になったので、似たような商品の値段を調べてみると・・・
いい値段しますねぇ。
個人で買うのはハードルが高いので、DIYで作業するなら『脚立』を用意しましょう。ガレージの高さにもよりますが、それなりに大きい脚立を用意すれば代用可能です。
墨出し
土台を設置するのに1番重要なポイント
『墨出し』
真っ直ぐ基礎が作られているように見えても、実際には歪んでいたりする場合があります。人間の目では歪んでるかの判断は不可能なので、『レーザー墨出し器』を使って確かめます。
『レーザー墨出し器』を使い、墨出しを行いました。土台の木材が、基礎の幅の中でハミ出さず、なるべく左右均等の場所に置ける場所を探すため、数mm単位で調整が必要です。
墨出しが終わったら、土台の木材の穴あけ位置を鉛筆で書いておきます。
基礎幅120mmの為、アンカーは基礎中央の60mmの場所に設置してもらうのが理想ですが、多少の誤差(20mm程度)であれば、ズレていても問題ありません。上からアンカーを見て、曲がっていればハンマーを使用して修正しときます。
土台設置
土台の木材をトラックから下ろしました。基礎からの水の侵入を防ぐ為に、木材の下側には防水シートを貼って対策しています。
仮駐車場(庭)
これからの作業は、ガレージ内で木材をカットしたり、作業道具や材料を置いておく必要があるので、車を他の場所に置いておく必要があります。敷地が広ければ問題無いですが、仮置き場が無ければ、月極駐車場を借りる必要も出てくるかもしれません。
それでは、『土台』を設置していきます。アンカーの位置に印を付けて、
ドリルで穴を開けます。
アンカーと木材を固定するのは、『カットスクリュー』を使います。ナットを使わないのは、アタリ面が広い『カットスクリュー』で固定したほうが、土台がズレにくいからとの事です。
カットスクリューを締め付ける場合の注意点としては、一気に締め付けると土台がズレる事があります。せっかく墨出ししたのに、土台がズレてしまったら、どうしようもありません。
カットスクリューを締め付ける時は、一気に締め付けるのではなく、半分くらいインパクトで締め付けたら、土台の位置を確認します。墨出し位置よりズレていれば、ハンマーで叩いて微調整が必要です。微調整が終わったら、カットスクリューの頭が、木材に少しだけねじ込むまで締め付けていきます。
カットスクリューを固定したら、釘を打ち込み、横ずれを防止します。
コーナ部分(3箇所)は真っ直ぐ、接続部分(2箇所)は、斜めに釘を打ち込みます。
釘を打つハンマーには、『平らな面』と『丸い面』があります。途中までは、平らな面で釘を叩いていき、最後は反対側の丸い面で叩くと、土台の木材が凹まず、釘だけを打ち込めます。
工事日程にもよりますが、雨対策に防水シートを被せておくと安心です。
木材カット見学
工事が始まったので、着工金の支払いしました。振込手数料がかかるので、現金でお渡し。
木材カットの見学に行くと、大量の『2×4(ツーバイフォー)』材と、梁などがおいてありました。
反対側を見てみると、
ガレージの屋根を支える『トラス』部分が作り終わった状態で置いてありました。トラスの作り方については、トラスを現場に運び込んだ時に紹介します。
図面通りにの長さにカットしていくのですが、土台部分と接続する場所は、マルノコでカットします。三角屋根と斜めに接続する場所は、スライドマルノコでカットします。
最後に
屋根材(アスファルトシングルアルマ)のカラーを選んで木材カット見学終了。次回は、土台の上に柱を設置方法について紹介します。